2007/3/17 土曜日

SNSのゆくえ

Filed under: エッSay — emedia @ 23:15:06

昨今、ウェッブ上ではSNSが花盛り。SNSは名前がsocialからきていてウェブ上に社会的なネットワークをつくるというのが本来の名前の由来かもしれませんが、 会議とか社内プロジェクトとかに役立てる道具としても有効だと思います。 それを地域に限定した例としてまじゃれを知っていますが、それを彼らがLNS(local networking system)と名づけたのは的を射ていますね。 WAN対LAN、Internet対Intranetといった関係が、従来のウェブ・サイトとSNS(LNS)のサイトとの関係に似ているという見方もできます。 WWWがworldwideを標榜したのに対してSNSがlocal societyを対象とするということから見ると、WWW対SNS(LNS)という対峙の仕方もあります あるいは、当初のWWWがおおらかで鍵のない世界だったすると、SNSは「鍵のかかる世界」という捉え方をすることもできて、そういう意味では現代社会にあっているとも、不可欠だともいえますね。

様々なSNSが立ち上げって来るのをみるにつけ、多分、私の余計なことかもしれない危惧というのは、SNSの発展の方向が、WWW のよさを毀損することがあるのではという点かもしれません。しかし、WANとLANが 両方必要で共存し発展してきたように、local societyとworld societyというのも 何らかの形で共存し発展する道を見つけていくことになるのでしょう。SNSのくくりを 数人のローカルなsocietyから拡げていくとしまいにはworldwideなsocietyにも つながる方向で展開していけば、SNSが概念的にはWWWを含む重層的な ウェブ上の社会構造を統合できるという可能性もあるかもしれません。

ただ、実際問題として面倒なのは、ユーザの立場からすると、LANをいくつも 抱えて切り替えながら仕事をするなんてことはわずらわしいわけで、いちいち いくつかのSNSを切り替えて使っていくというのは、逆に不便とも思えるわけです。 そういえば、Internetというのもその名が示すように、もともとLANとLANをつなぐ しくみだったわけですね。だから、今必要なのは、LNSとLNSをつなぐ仕組みだと いえるかもしれません。ユーザに負担をかけずに、シームレスにLNSからWNS (worldwide networking system)につなぐ仕組み。

FAXがあっても郵便がなくならないように、 SNSがあってもメールというのもしぶとく生き残るものだと思います。 今でもメールはよく使い、メーリング・リストもよく利用していて、それがSNSに変わってもメーリング・リストに投稿したりする私のする作業内容がそれほど変わるとも 思えません。しかし、投稿したものがどう見えるか、どう利用されるかについては 今後いろんな発展があるものと思われます。ブラウザ上でのGoogleグループの メールの整理の仕方や検索機能など、MLの当初の使い方からはだいぶ発展して いるのを感じ、またこれからも発展していくと思います。では、SNSはというと、 メールでSNSに投稿するということもできるわけで、その意味では、メールの表現の 発展系という捉え方もできます。メールとSNSのシームレスな関係というのも 考えてみると面白そうです。

体力、記憶力も日々衰えを感じるこの頃 :-( 、なんとか楽する方法はないかと 考えをめぐらすわけで・・・ とりあえず、メールならできるなと・・・ ^^;)

メールの場合には差出人がついていて、間違いなく「私」発なわけですが、 けだし、今、私にとって重要なのは「私」、ということを考えると、私をどう表現し 発展させるかということが大切で、それをウェブ上で行うときにどういう手段が あるかということも重要です。複数のSNSに関わることに対する私の違和感の一つは、 何かそれぞれのSNSにそれぞれの「私」がいる感じ、とでもいえるでしょうか。 あるいは、それぞれのSNSに「私」をつくらなくてはいけないわずらわしさ、 といってもよいかもしれません。「私」の表現としては、ブログがあって、 各SNSにはブログからのRSSで私を表現するということができますね。 縁あって入ったSNSおらほネットではそれが既にできていて、よいと思います。つまり、ブログと SNSのシームレスな関係。

私の個人的な好みからいうと:投稿はメールで送る。宛先によって、MLだったり、 ブログだったり、SNS(LNS)だったりする。ブログからはRSSを使って、「私」や 「私に関する情報」を各MLやSNSのプロフィールやニュースに流す。こんな 感じになるでしょうか。これで、私は、「私」や「私の情報」をあちこちにつくる 必要はなく、投稿するためにいちいちMLやSNSのウェブ・サイトにログイン したりする必要もなく、すくなくとも私の発信した情報については自分のアーカイブに 保存することもできます。これ、今でもできるSNSがあるでしょうし、できていないSNSでも実装は簡単に できそうですね。

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