2007/3/31 土曜日

InterBlog

Filed under: ニュース, エッSay — emedia @ 12:06:24

CNET Japanのニュースで、ブログ間交流用のサイト「エディタコミュニティ」のことを知った。米国のMyBlogLogの日本語版と言う感じで、異なるブログ・サービス間での交流をしたりコミュニティを作ったりできるという。「SNSのゆくえ」でも書いたけど、こういう方向はこれから伸びていくと思う。「私」の表現としてのBlog、「私」と「仲間」をつなぐためのInterBlog!

2007/3/28 水曜日

PC700台からMS Officeを削除しOpenOfficeへ変更したアシスト社

Filed under: ニュース — emedia @ 23:17:47

2007年3月27日のITProニュースによると、パッケージ・ソフトウェア販売で知られるアシストは社内の標準オフィス・ソフトをMicrosoft Officeから,オープンソースのOpenOffice.orgへ全面移行したという。このニュースでは、その移行の動機や経過が書かれていて興味深い。

社外とのデータ交換には、PDFの利用、Microsoft Office Viewer(無償)での確認、Accessのランタイム版(無償)の利用といった対策を講じている。68本のマクロの移植、サポート担当者の配置といったコストはあるが、700台のPCをOpenOfficeに移行することで3年間で1,700万円の経費節減になるという。

2007/3/24 土曜日

ナマケモノの理

Filed under: ニュース, エッSay — emedia @ 15:53:11

ふとGoogleのニュースを見ていたら、FORTRANの父、ジョン・バッカス(John Backus)さん死去のニュースに出合った[]。作られてから50年もたつのにFORTRANはいまだに活用され発展しつづけていて、その貢献には計り知れないものがある。私も学生時代に学び、実際にプログラムを組んで活用したこともある。そのような貢献をした人の言として、「わたしの成果の大半は、わたしが怠け者であることから生まれた」というのが引用されていた。なぜ「ハタラキモノ」でなくて「ナマケモノ」なのか・・・ そこにはひょっとしたら、「ナマケモノの理」 、更には「ナマケモノの利」といったものもあるのかもしれない。

上に挙げたニュースにも書いてあるように、機械語からFORTRANに言語を変えることで、 同じプログラムをつくるのに書く量が20分の1になったという。20分の1の努力で同じ仕事ができる、だからlazyというのかな。FORTRANとは、 「Formula translation」の略とあり、プログラミング言語に興味があって翻訳も引き受ける私としては、translation、即ち翻訳がその本質とする と、それを情報圧縮の観点からみても面白そうだ。

そういえば、アラン・ケイ(Alan Kay)さんと会議で話す機会があったときに、彼が「laziness」がとても大切といっていたことを思い出す。プログラミング言語では、lazy evaluation(遅延評価)という機能が、必要なときに必要な部分だけを計算するため、あるいは、自分自身を記述するreflectionという機能にも関連して重要な機能を提供するということも思い出される。これは、FORTRANでは実装が難しそうな機能で、実際、ジョン・バッカスさんがACMでチューリング賞をもらったときに遅延評価の機能がある関数型言語の利点を指摘する講演をしたという[2]。やはり、バッカスさんはlazinessの理を本音で本質的な意味で知っていたということかもしれない。

ものぐさの性がぬけない私としては、日ごろ「ナマケモノ」の自分をむちうって「ハタラキモノ」にならねばと反省の日々が続いているわけだけれども、 ナマケルことにも理があって利もあるのだということは、弁明ではなく、人の活動の本質に照らした議論としても興味深いものがある。

2007/3/17 土曜日

SNSのゆくえ

Filed under: エッSay — emedia @ 23:15:06

昨今、ウェッブ上ではSNSが花盛り。SNSは名前がsocialからきていてウェブ上に社会的なネットワークをつくるというのが本来の名前の由来かもしれませんが、 会議とか社内プロジェクトとかに役立てる道具としても有効だと思います。 それを地域に限定した例としてまじゃれを知っていますが、それを彼らがLNS(local networking system)と名づけたのは的を射ていますね。 WAN対LAN、Internet対Intranetといった関係が、従来のウェブ・サイトとSNS(LNS)のサイトとの関係に似ているという見方もできます。 WWWがworldwideを標榜したのに対してSNSがlocal societyを対象とするということから見ると、WWW対SNS(LNS)という対峙の仕方もあります あるいは、当初のWWWがおおらかで鍵のない世界だったすると、SNSは「鍵のかかる世界」という捉え方をすることもできて、そういう意味では現代社会にあっているとも、不可欠だともいえますね。

様々なSNSが立ち上げって来るのをみるにつけ、多分、私の余計なことかもしれない危惧というのは、SNSの発展の方向が、WWW のよさを毀損することがあるのではという点かもしれません。しかし、WANとLANが 両方必要で共存し発展してきたように、local societyとworld societyというのも 何らかの形で共存し発展する道を見つけていくことになるのでしょう。SNSのくくりを 数人のローカルなsocietyから拡げていくとしまいにはworldwideなsocietyにも つながる方向で展開していけば、SNSが概念的にはWWWを含む重層的な ウェブ上の社会構造を統合できるという可能性もあるかもしれません。

ただ、実際問題として面倒なのは、ユーザの立場からすると、LANをいくつも 抱えて切り替えながら仕事をするなんてことはわずらわしいわけで、いちいち いくつかのSNSを切り替えて使っていくというのは、逆に不便とも思えるわけです。 そういえば、Internetというのもその名が示すように、もともとLANとLANをつなぐ しくみだったわけですね。だから、今必要なのは、LNSとLNSをつなぐ仕組みだと いえるかもしれません。ユーザに負担をかけずに、シームレスにLNSからWNS (worldwide networking system)につなぐ仕組み。

FAXがあっても郵便がなくならないように、 SNSがあってもメールというのもしぶとく生き残るものだと思います。 今でもメールはよく使い、メーリング・リストもよく利用していて、それがSNSに変わってもメーリング・リストに投稿したりする私のする作業内容がそれほど変わるとも 思えません。しかし、投稿したものがどう見えるか、どう利用されるかについては 今後いろんな発展があるものと思われます。ブラウザ上でのGoogleグループの メールの整理の仕方や検索機能など、MLの当初の使い方からはだいぶ発展して いるのを感じ、またこれからも発展していくと思います。では、SNSはというと、 メールでSNSに投稿するということもできるわけで、その意味では、メールの表現の 発展系という捉え方もできます。メールとSNSのシームレスな関係というのも 考えてみると面白そうです。

体力、記憶力も日々衰えを感じるこの頃 :-( 、なんとか楽する方法はないかと 考えをめぐらすわけで・・・ とりあえず、メールならできるなと・・・ ^^;)

メールの場合には差出人がついていて、間違いなく「私」発なわけですが、 けだし、今、私にとって重要なのは「私」、ということを考えると、私をどう表現し 発展させるかということが大切で、それをウェブ上で行うときにどういう手段が あるかということも重要です。複数のSNSに関わることに対する私の違和感の一つは、 何かそれぞれのSNSにそれぞれの「私」がいる感じ、とでもいえるでしょうか。 あるいは、それぞれのSNSに「私」をつくらなくてはいけないわずらわしさ、 といってもよいかもしれません。「私」の表現としては、ブログがあって、 各SNSにはブログからのRSSで私を表現するということができますね。 縁あって入ったSNSおらほネットではそれが既にできていて、よいと思います。つまり、ブログと SNSのシームレスな関係。

私の個人的な好みからいうと:投稿はメールで送る。宛先によって、MLだったり、 ブログだったり、SNS(LNS)だったりする。ブログからはRSSを使って、「私」や 「私に関する情報」を各MLやSNSのプロフィールやニュースに流す。こんな 感じになるでしょうか。これで、私は、「私」や「私の情報」をあちこちにつくる 必要はなく、投稿するためにいちいちMLやSNSのウェブ・サイトにログイン したりする必要もなく、すくなくとも私の発信した情報については自分のアーカイブに 保存することもできます。これ、今でもできるSNSがあるでしょうし、できていないSNSでも実装は簡単に できそうですね。

次のページ »

このサイトの製笹拾運営は、ゆい合資会社によります。
HTML convert time: 0.164 sec. Powered by WordPress ME
Copyright 2006-2007 YUI Limited Partnership. All rights reserved.